自営の両親がお店を切り盛りしていて多忙だったため、私と妹が小さい頃は、地方在住の祖母が時々やってきて私や妹の面倒を見てくれていました。そんな中で聞いた話だと思います。
とても小さなお祖母ちゃんはニコニコしながら、何でも手際良くこなす女性でした。そんな祖母から聞いた小さな暮らしの知恵3つ。
簡単なこと3つ
新しい履物は午前中におろす
そうされている方も多いかもしれませんが、新しい靴やサンダル、スニーカー、草履に下駄まで、初めて履く時はなるだけ午前中にしています。どうしても午後からになってしまう時は、靴や草履の裏(表から見えないところ)にマジックなどで少し汚してから履きます。子ども達にも伝えて、彼彼女たちも同じようにしています。理由は忘れてしまったのか、聞かされてなかったのか定かではありませんが、ちょっと調べてみました。
昔は夜になると真っ暗、お店も夜までやっていてある程度の明るさがある今とは違います。そんな夜に新しい靴をおろして外に出かけるということは基本的になかったこと。夜に新しい靴をおろすとするのは、不幸があったときだけだったようです。そうしたことから「縁起が悪い」という理由で、「夜に靴をおろしてはいけない」と言われ始めたようです。
靴屋Parede-パレード
足で戸を閉めない
両手がふさがっていたり、気忙しい時についつい足をつかってしまいそうになりますが、きちんと手を使うように気を付けています。お行儀が悪い!ということもありますが、見た目に美しくないですよね。玄関や部屋のドア以外にも戸棚の扉なんかもそうです。これはバタバタしがちな時に一呼吸おくということにも繋がっています。沢山の荷物があっても、それをいったん脇に置いて、ゆっくり指先にまで集中力を持って、動作する。所作の美しい女性に見えそうです。祖母は単にお行儀が悪いから注意したのかもしれませんが、今は感謝しています。
掃除は上から下へ
掃除ってやってもすぐ汚れてしまうし、見えないところは良いんじゃないかな。誰が見るわけでもないし~って思っていました。それでも祖母を手伝うつもりで、テーブルを拭いたり、目立つ汚れをチャチャっと拭くだけはしていました。ある日見かねたのか、祖母から「上から下にほこりは降りてくるんだよ。下に近いところからやるともう一回やり直しになるよ。だから、掃除も上から下にやっていくと早く綺麗になるんだよ。」と教わりました。まずはハタキをかけて、拭くのも上から順に床は一番最後。当時も掃除機はありましたが、祖母は箒を使っていたと思います。今では高価な棕櫚の箒で掃いてから、雑巾がけをしていました。箒はまだ持っていませんが、最近は気になり始めています。置き場所をとらず、軽くて、電気がなくても使えますし、このフォルムと色が何ともオシャレな感じがします。温故知新。古いけど新しい。
どうでしたか?暮らしを整えるのに何かヒントになりましたか?既に他界している祖母から聞いたことをそんなに意識せずにやっていたことに自分でビックリです。毎日の小さなことの積み重ねが毎日の暮らしを上質なものにしてくれるのではと思っています。意識をするとさらに良くなりそうですよね。そんなお話し、もし宜しければ、私とお話ししてみませんか。
最近は毎日のようにお抹茶を点てていますが、お茶菓子を何にしようかと考えるのも楽しいです。普通に和菓子だったり、洋菓子だったり、手作りだったり。和菓子を作る動画も沢山出ているので、それを参考に作ってみたりしています。今、マイブームなのが【あんみつ】。お祖母ちゃんにも食べてもらいたかったなぁ。寒天の透明感がこれからの季節涼し気でもあり、食感が何ともいえず良い感じですし、美味しい。市販のあんこがあれば、寒天自分で作れるなぁと思って、粉寒天を購入し、作ってみました。ビックリするくらいすぐできました。好きな大きさにカットして、黒蜜をかけて、市販のあんこを添えて。白玉だとかフルーツを乗せると更に美味しそうですね。今度ワークショップ開催しますので、そんなお話を皆さんとワイワイしたいです。
ブローチ
各日 定員:5名 講習費+材料費+税=3,300円
12月12日(木)★リアル(横浜)
- 午前10時30分~午後12時
2025年1月9日(木)★リアル(横浜)
- 午前10時30分~午後12時
2025年2月13日(木)★リアル(横浜)
- 午前10時30分~午後12時
お申込み手順
- お申込みボタンをクリックするとフォームが開きます
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- 3営業日内に受理の返信します。(土日祝は除く)
- 横浜教室の道順・オンラインURLなどは後日メールでお知らせいたします。