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【暮らしに和を取り入れて良いこと5選】

毎日が慌ただしく過ぎているなぁって思ってませんか。ついこの間、2023年になり、手帳やバッグ、お財布なんかも新調して、さぁ頑張るぞ~って思ってました。が、成人式が過ぎ、節分、桃の節句などもあっという間にすぎて、気づけば陽射しが暖かい4月です。

毎年とはいえ、月日の流れが早いと感じています。だからこそ、日々を丁寧に暮したいと思っています。それに和をプラスして良かったなと思う事をつらつら書いていきます。

日々の暮らし

時間の流れは老若男女、貧富に関わらず同じ分量が同じ速さで流れています。ただ、感じ方は心の持ち方、暮らしの満足度によって変わるようにも思います。何か皆さんの参考になることがあると嬉しいなと思っています。

1.手間を惜しまない

ペットボトルで買ってくるというのもアリですが、たまにはお茶の葉を急須に入れて、お湯を注ぎ、葉が開くのを待ってみる。その後、お気に入りの湯のみ茶碗やマグカップに注いで、ゆっくりいただく。たったこれだけの何の変哲もないことですが、道具やお茶の葉を用意する。お湯を沸くのを少し待って、ゆっくりと注ぐ。ほんの少しの手間をかけると美味しいお茶がいただけるのと静かな自分だけの時間を持つことができます。とても贅沢な時間を過ごしていると幸せな気持ちになります。

2.道具を丁寧に扱う

和のお道具は天然のものが多用されています。樹から作られる食の道具、職人さんたちが古来からの作り方を今に受け継いでいるものもあります。使う時ももちろん大切に使いますが、使い終わった後が大事。この後始末をつけるというのも和のものを使うようになって、より一層気を付けるようになりました。お道具だけではなく、発する言葉の扱いも丁寧にすることが大事。「一期一会」という言葉があります。その時だけかもしれませんが、適当な言葉ではなく、丁寧な言葉で接する。そうすることで、人様からも丁寧に対応されるように思います。

3.心が静かになる

一番初めの自分のためにお茶を淹れるということを行うとザワザワする気持ちがいったん落ち着くようになりました。それだけで心配事が無くなることはありませんが、落ち着くという状態を自分でコントロールできるのは、ストレス軽減にも役立つようです。それに取り越し苦労をしないし、気持ちの断捨離ができるようにも思います。

4.人に優しくなる

下町育ちの私、以前はあれもこれもが気になって、そんなに一度にはできないことも抱え込んでしまって、周囲に当たり散らしてたように思います。これも和の時間(お茶やつまみ細工や着物を着るなどのこと)を持つようになったおかげだと思います。以前は私がせっかくやろうとしているのにどうして邪魔をするのか、文句を言ってくるのか、なぜ反対ばかりするのか・・・。トゲトゲした反抗心が服を着て歩いていたと今は冷静に見ることができるようになりました。和の時間を持つことにより、他人を攻撃しようだなんてこと考えてる暇が無くなりました。

5.季節に敏感になる

1月はお正月、3月には桃の節句、5月には端午の節句と和の行事は季節によって変わります。今まではただその行事が来たなと思っていただけでした。つまみ細工を始めてからはそれにまつわることや季節の草花や二十四節気、七十五候なども気にかけるようになりました。それにより、吹く風や香り、芽吹く樹々や草花の色形まで敏感に察するように自然となってきました。食べ物もそうです。季節の旬のモノを食べると体調が整ったり、元気になったりと自然に寄り添うと理にかなった良い事があると信じています。


和を暮らしに取り入れるのは特別なものでなくてもいいんです。高価なものを揃える必要もなく、今あるままに少しだけ和のエッセンスをプラスすると幸せを感じる時間が増えると思います。和の心を持っていると、ストレスが軽減されて毎日がもっと生きやすくなりますよ。


実有己さんのつまつま日記

すぐに実践できそうなことばかりではないでしょうか。家族のためや会社の同僚のため、ご近所さんのためと自分以外の人のことばかりを優先しすぎてはいませんか?昔の自分がそうでした。ずーーーーーっと走ってる状態。止まって休憩したいのに、止まると動けなくなりそうで足がもつれながら走っていました。

それをある時、無理に止めてみました。もしかすると動けなくなるかもしれない。誰も自分の事に気が付いてくれないかもしれない。置いてけぼりになるかもしれない。というあるかないかも分からない事をクヨクヨ考えていました。遠い昔の話です。でも結局何も周囲は変わらず、心のザワザワが無くなって気が楽になった自分がいました。今でもずっと走りそうになってしまう自分がいますが、お茶を淹れたり、点てたりして、ほんの少しの時間でも静かな自分を取り戻せるようになりました。

皆さんはどうですか?自分だけの時間を持つ大切さを一緒にお話ししませんか?皆さんと共有できると嬉しいなと思っています。桜の形をつまみ細工でつくるワークショップを開催します。リアルは横浜の中山駅そばで、オンラインは平日と土日どちらかで設定しております。今年はもう葉桜になってしまいましたが、ソメイヨシノや御衣黄の桜を作ってお洋服やお帽子、バッグや着物に使ってみてはいかがでしょうか。

和を暮らしに取入て、毎日を丁寧に優しい気持ちで過ごしていきたいですね。丁寧な和暮らしでは上質な暮らしを引き寄せるお教室です。

ABOUT ME
ikeda-ya
着物、茶道、和小物を暮らしに取り入れると良いコトが起こりそう。 噛めば噛むほど味が出る小さな幸せを感じられそうな気になります。
9月ワークショップ開催

蝶々のアメピン


各日 定員:5名 講習費+材料費+税=3,300

9月14日(木)★リアル(横浜)

  • 午前10時30分~午後12時

9月9日(土)★リアル(阿佐ヶ谷)

  • 午後2時~午後3時30分

〇月〇日

  • 午前10時半~午後12時半

お申込み手順

  1. お申込みボタンをクリックするとフォームが開きます
  2. 必要事項をご入力の上、「確認画面へ」ボタンをクリック
  3. 確認画面で入力内容を確認したら「送信する」ボタンをクリックしてください
  4. 3営業日内に受理の返信します。(土日祝は除く)
  5. 横浜教室の道順・オンラインURLなどは後日メールでお知らせいたします。