今日から9月になりました。8月が過ぎてもお昼間の暑さはまだまだ厳しいですが、朝夕の風には秋の気配を感じます。
昨夜は少し霞がかった満月を見ることができました。感謝の気持ちを呟いてみたり、ただただ美しい~と感じたりと夜空を見上げていました。
長月の由来
旧暦の9月は『長月』(ながつき)と呼ばれています。
由来で有力とされているのは「夜長月(よながつき)」と呼ばれていたが短くなって「長月」になったというもの。秋分を過ぎると日が短くなり、夜が長くなっていく様を表したもの。
他には「稲刈月(いねかりづき)」が「ねかづき」となり「ながつき」になったというものや「稲熟月(いねあがりづき)」が変わって呼ばれるようになったという説、稲が長く成長する月という意味の「穂長月(ほながづき)」の略称という説などもあります。
別称
他の呼ばれ方も沢山あるようですが、いくつかご紹介。
晩秋(ばんしゅう)
陰暦では、7月から9月が「秋」とされています。9月である「長月」が、秋の最後の月になるので「晩秋」とも呼ばれます。
長雨月(ながめつき)
秋雨にあたる、長く雨が降るということから「長雨月」とも呼ばれました。
菊月(きくづき)
9月9日の重陽の節句(菊の節句)を含み、菊の花が咲く月であることから「菊月」または「菊咲月(きくさづき)」「菊開月(きくさきづき)」とも呼ばれていたようです。
寝覚月(ねざめづき)
夜が長くなるため、目が覚めることが多くなる月である、という意味合いで「寝覚月」とも呼ばれました。
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