七十二候の第四十七候『蟄虫坏戸 (むしかくれてとをふさぐ)』に移りました。
夏の終わりを感じ、虫たちは寒さを察知して、冬の支度を始める頃です。
自然は季節のうつろいを体で察知して、次に備えるようですね。
蝶々の幼虫はさなぎになり寒さを耐えられるように、クワガタやテントウ虫はそのまま木の根元や土の中にもぐって来年の春が来るのを静かに待ちます。
そして来年の春、啓蟄 (けいちつ) の頃になるのを待ってその姿を私たちの前に現れるんですね。
気温や湿度を計測する術もないでしょうが、きちんと感じるんですね！
私たちはその自然の恩恵に感謝しつつ、バタバタしなくて良いように秋・冬の準備をし始めたいと思います。
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