Youtube丁寧な和暮らし

【美しい所作】立ち振る舞い(たちふるまい)

街中でふとした時に素敵だなと思う方、見かけませんか?知り合いの方でもないので、声をかけるまではしませんが、ちょっと目で追ったりして。なぜかな?と思って見ているとたいてい立ち振る舞いが美しい人。姿勢が良かったり、お店の方への対応がスマートだったり、言動に品を感じるといったこともあります。

年末年始は人とお会いする機会が沢山あります。そんな時、お召し物に左右されなく、ハッとするほど、美しい印象を受ける方は女性でも男性でも印象に残ります。そうした人から受ける印象というのは、立ち振る舞いに左右されることが多いものです。立ち振る舞いはその場しのぎではすぐにメッキが剥がれてしまいます。日頃の心がけ次第で、少しづつ変化していくことができます。素敵な人と感じさせる立ち振る舞いについて見ていきましょう。

3つの所作

姿勢(しせい)

お腹(丹田)に力を入れて、肩を少し後ろに引き、頭頂部が上に引っ張られているようなイメージを持って立ってみましょう。自然と背筋がシャンと伸びます。慣れない間は、油断すると元の姿勢に戻りやすいので、こまめに鏡などでチェックすると良いですね。

足先(あしさき)

足先や膝を意識してみてください。しっかり閉じた膝、揃った足先は上品に見えます。特に座っている時の膝が開いているとだらしなく見え、背中も丸まりやすいです。老けた印象も与えます。電車では特に注意するのがよろしいと思います。

手の先(てのさき)

指先は自分でもよく見えるように、他の方からも目につく体の一部です。ネイルをばっちりしておく必要はありません。爪を整えて、優雅に見えるような動きを心がけておきたいですね。

一朝一夕には変わらない所作ですが、毎日丁寧さを心がけて生活していくと、いつの間にか「素敵な人」と言われるようになると信じています。

【気になります】あんなことやこんなところ

心がけておきたい10のこと!

引用: キナリノ

所作で気にかけたい7つのこと

意外に人から見られているこんなこと、ちょっと気を付けるだけでも素敵な人に一歩近づきそう。

1.言葉遣い


言霊(ことだま)とも言われる【言葉】。投げやりな言葉や乱暴な言葉を日頃から使っていると、そういった言葉を使ってはいけないシーンでもついうっかりと口から滑りでてしまいます。見た目が素敵なのに話すとガッカリなんてことにならないようにしたいものです。声のトーンもTPOありますので、気を付けたいですね。

2.モノの扱い

モノは丁寧に扱いましょう。大切にモノを扱っていると、身の回りが不思議ときれいに片付いていきます。乱暴に扱っていると、気持ちまで乱れてきてしまいます。モノに丁寧に触れていると、手触りなどの感覚的なことまでも鋭敏になっていきます。細かなことまで感じ取れるようになりたいものですね。

3.急がない

バタバタと焦って何かを行うのは、見ていて気持ちの良いものではありません。常に時間にはゆとりをもって、行動するように心がけ、動作が投げやりな雰囲気にならないように気を付けたいですね。焦っても、落ち着いていても時間はそれほど変わりません。丁寧にコトに当たる方が見ていても優雅で気持ちが良いです。

4.静かに歩く

3.とも似ていますが、だらだら・ドタドタと歩いたりはしない。姿勢よくリズミカルに、歩くことに集中して楽しみながら歩きましょう。スマホを見たり、電話をしながら歩くことは優雅ではありません。また、ご自身の危険も伴います。

5 間をとる

動作の中に、動きを止める瞬間を作ると、きれいに見えることがあります。ものを取るその瞬間に、一瞬だけ動きを止めてみることで、全体の流れが優雅に見えるようになります。誰かと会ったときにも、一瞬、立ち止まってからご挨拶をすると美しく見えます。ほんの短い時間でも、間をとると丁寧な雰囲気を醸し出すことができるのです。

6 . 周囲に気を配る

いつも自分の周囲の様子に心を配るようにしましょう。その場にあった振舞いをしているか、冷静に判断してみます。おしゃべりに夢中になって、周囲がまったく見えなくなってしまうのは危険です。ひとりでいるときも、自分だけの世界に入り込みすぎないように気を付けましょう。

7 . お手本したい人を見つける

素敵だなと思う人を見つけて、その人の真似をして行動してみるのもいいですね。身近な方でも良いですし、女優さんのようなメディアで見かける素敵な人でも良いですね。憧れの女性がどんな振舞いをしていたかよく覚えておきましょう。ずっと気にしているとふとした瞬間に、自分のしぐさにもあらわれるものです。

つまみ細工で指先の所作、美しくしませんか?

つまみ細工をつまむ際、ピンセットを使います。利き手でピンセットを操りながら、逆の手で布地を支えたりします。この時、強すぎたり、弱すぎたりするとうまくいかなかったり、綺麗に仕上がりません。心を落ち着けて、出来上がりをイメージしながら、つまんでいくことが大切です。ついつい背中が丸くなったり、前のめりに作業することも多いですが、それだと全体が見渡せなくなります。つまみ細工は優雅な所作を身に着ける一助になると考えます。

和のことについて、皆でお話しできると楽しい時間が増えそうです。このサイトでは、そういった和の暮らしや季節のこと、行事のお話しを皆さんと共有したいと考えています。

実有己さんのつまつま日記

着物を着ると必然的に生活はスローライフになっていきます。洋服のように脚や腕が100%自由には動かせません。でも、生活自体には支障はありません。歩くのもモノを取ったり渡したりもゆっくりすれば、何の問題もありません。しかも時間的にそう差はないと思います。それよりもゆったりとした動作は優雅に見えるようです。すぐには無理でも、気にかけているといつかは優雅な身のこなしになるかしら!と信じています。つまみ細工をつまむ時は姿勢を正して、ゆっくり、でも迅速にと作業を進めます。ある程度のところまで席を立つことができないので、正しい姿勢でないと長時間の作業はとてもつらくなります。指先にまで神経を集中させるので、立居振舞に一役買えるかもしれませんね、

ABOUT ME
ikeda-ya
着物、茶道、和小物を暮らしに取り入れると良いコトが起こりそう。 噛めば噛むほど味が出る小さな幸せを感じられそうな気になります。