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◆春の風物詩・花見の由来と楽しみ方|和の心を感じるひととき

今年の春は、すごく暖かかったり、寒かったりと体がついていくのが大変ですが、季節はしっかりと春に向かっているんですね。皆さんは花見に行かれますか?
今年こそは行こうと思っています。今からとっても楽しみです。🌸

花見と一口に言っても実は・・・

春といえば、やはり 「花見」。満開の桜の下でお弁当を広げたり、お団子を食べたりする時間は、日本ならではの美しい文化ですよね。でも、なぜ私たちは昔から桜を愛でるのでしょうか? 実は、花見には 「豊作祈願」「インフラ整備」 という意外な歴史があるのです。

花見はもともと豊作の予祝だった?

花見の起源は、平安時代の貴族たちが桜を眺めながら詩を詠んだことにあると言われています。しかし、それ以前から日本人は桜を特別なものとして見てきました。桜の「サ」は田の神を指し、「クラ」は神が宿る場所。つまり、桜の開花は 稲の神が山から降りてくる象徴 だったのです。

農民たちは桜の咲き具合で その年の稲の豊作を占い、宴を開いて五穀豊穣を願う「予祝」 をしていました。美しい桜の花の下で賑やかに過ごすことで、良い実りを呼び込むと考えられていたのです。
ただ美味しいお酒やお料理、お菓子を食べていただけではないんですね。
これにも秘められた意思があったと知って、自然に寄り添ってるなと感じました。

川辺に桜が多い理由は江戸時代のインフラ整備

桜並木が川沿いや堤防沿いに多いなとなんとなく思いませんか? 川とのコントラストが美しいということもあるでしょうが、これは江戸時代の人たちの知恵が関係しているんです。
大雨や洪水から町を守るために作られた堤防を 「人々の足で踏み固める必要があった」 ということです。😲にかなっていますよね。✨

花見を楽しむ文化を広めることで、自然と人が集まり、桜の名所が生まれました。こうして桜の花見は、**「実用性」と「娯楽」を兼ね備えた、日本ならではの工夫」**として発展し、今も綿々と続いているんですね。

花見に欠かせない和のスイーツたち

花見といえば、やっぱり 「花見団子」「桜餅」 ですね。

🌸 花見団子 :ピンク(春)、白(冬)、緑(夏)で「四季の移り変わり」を表現
🌸 桜餅 :ほんのり塩味の桜の葉が、甘い餡との絶妙なバランスを生む

これらの和菓子も、ただの食べ物ではなく 季節を感じ、自然を楽しむ「和の心」 を伝えてくれるものなのです。
ちなみに桜餅は、関西と関東で違いがあるのをご存じですか?
関西出身だからかもしれませんが、私は道明寺粉のもっちりした桜餅が好きです。🌸

和の美しさを感じる時間をつくりませんか?


花見と一口に言っても 日本の文化や精神が詰まった深い歴史 があります。桜の美しさを楽しみながら、日本の伝統文化に触れるのも素敵なひとときですよね。

私のつまみ細工教室では、桜をモチーフにしたアクセサリー作りを楽しみながら、日本の美しい所作や和のおもてなしの心 も学べます。花見をきっかけに、ぜひ一緒に 「和の美しさ」 を楽しんでみませんか?🌸✨

実有己さんのつまつま日記

日本の四季は本当に季節ごとに景色も食べ物も遊びでさえも違っていて、その時々に先人の皆さんは創意工夫されていたんですね。

しかもお花見がただの宴ではなくて、『予祝』を願ってのことというのも面白いですし、それは現代にも通じることがたくさんあるなと感じます。

和のことは知れば知るほど、奥深くて考えさせられることが多いです。なんでも早く合理的にの逆をいってるのかもしれませんが、手間暇をかけることで気づくこと。手間暇をかけられるのが人間らしいととても思います。

そんなことの一つとしてつまみ細工も見ていくとまた違った側面があると思っています。

いつもありがとうございます。🙇

和を暮らしに取入て、毎日を丁寧に優しい気持ちで過ごしていきたいですね。「丁寧な和暮らし」は美しく上質な暮らしを引き寄せるお教室です。


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着物、茶道、和小物を暮らしに取り入れると良いコトが起こりそう。 噛めば噛むほど味が出る小さな幸せを感じられそうな気になります。
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