ワークショップ

9月のはじまりに寄せて——和暦が教えてくれる「心の美」

こんにちは。和のしま結び人:みゆきです。

今日から9月。
暦は**二十四節気「処暑(しょしょ)」の後半、
七十二候では
9月2日から「禾乃登(こくものすなわちみのる)」**に入ります。

稲穂が黄金色に実り、頭を垂れはじめる季節。
大地の恵みが形になる姿は、自然がゆっくりと「整い」を迎えている証です。
私たちもまた、この季節の移ろいに合わせて、心と体を整えることができます。

暑さは厳しいですが、早朝や夜遅くには少しづつ秋の気配を感じます。
呼吸を整えて、静かに空気を感じてみると違いがあるのを感じます。

自然との調和

稲のように、姿を整える

実りを迎えた稲穂は、しなやかに立ち、やがて穂を垂れる。
その姿は、まるで人が歳を重ねるごとに深まる美しさを映しているようです。

40代からの美しさは、無理に若さを装うことではなく、背筋をすっと伸ばし、穏やかに佇むことから生まれます。
鏡の前で姿勢を正すだけで、顔の表情まで引き締まり、心まで整っていくのを感じることができます。

秋風に重ねる、呼吸の美しさ

処暑から天地始粛(てんちはじめてさむし)へと季節が進むこの時期、朝夕の空気は澄みはじめ、風が肌をやさしく撫でます。

その風に合わせて、深く呼吸をしてみましょう。
肩の力を抜いて、吸う息で心を満たし、吐く息で余分なものを手放す。

呼吸を整えるだけで、血流が巡り、顔色がやわらぎ、内側から美しさが滲み出てくるのです。

所作を美しくすると、心が澄む

農の営みの中で、一粒一粒の稲を大切に扱うように、私たちも日常の所作を丁寧にしてみましょう。

  • お茶を注ぐときに、器をそっと扱う
  • 挨拶をするときに、少しゆっくり目線を合わせる
  • 歩くときに、足音を静かにする

そんな一つひとつの所作が心を澄ませ、
大人の女性ならではの品格を育ててくれます。

和暦の季節を感じることは、
外見の美しさを飾るだけでなく、
姿・呼吸・所作を整えて「心の美」を磨くことにもつながります。

どうぞ、この9月のはじまりに、
自然とともに、自分自身をやさしく整えてみてくださいね。



みゆきさんのつまつま日記

季節が夏から秋へ確かに移動しているのを感じるようになりました。
今回の画像は、盛夏真っただ中の7月中旬に新宿御苑にて撮影していただいたものです。

とても暑い日ではありましたが、不思議と汗が流れるようなことはなく、涼しい顔して撮影に臨むことができました。
それは御苑の中の自然が豊かだったからだと感じます。
足元は土ですし、樹木は大きく枝を伸ばし、青々とした葉が照り付ける太陽を少しさえぎってくれていたから。
時折吹く風も涼しさを運んでくれていました。

自然てなんて素晴らしいのかしらと思いながらの撮影でした。
フォトグラファーの≪山本あゆみさん≫、神戸からいらしての撮影。こちらが気持ちよくなるのはもちろんですが、未来のなりたい姿の自分を切り取ってくれているようです。

この撮影会の後から出会う人やコト、モノに変化があったように思います。
それもあり、つまみ細工の方も新しい側面が出てきました。
また、お知らせしたいと思っておりますが、今は準備段階です。

秋はもうすぐなので、体を冷やし過ぎないようにしたいと思います。毎日を心静かに過ごせるように、自分に人に優しくなれるように在りたいと考えております。🌸

ABOUT ME
ikeda-ya
着物、茶道、和小物を暮らしに取り入れると良いコトが起こりそう。 噛めば噛むほど味が出る小さな幸せを感じられそうな気になります。