夏着物はハードルが高いかもしれませんが、浴衣なら着てみようかな?!と思う方も多いのではないでしょうか。一度着付けを覚えてしまえば、この先ずーっと毎年浴衣でお出かけできちゃいます。
私が着る時に気を付けるようにしていることをご紹介させてください。
浴衣を着るためのポイント
せっかく浴衣を着るのなら、少しでも可愛く、かっこよく、すっきりとできるとインスタ映えにもなるかと思います。
1.襟元
合わせ方が逆にならないようにすることも大事。暑いからといって、襟元がグズグズだと野暮ったく見えたり、だらしなく見えます。襟元はきちんと喉のところであわせ、浴衣の襟で左右の胸を包むようにしっかりとクロスさせます。この時、きちんと襟を寝かせることが出来れば、衣紋も自然に抜けてきます。
浴衣の襟元 プールヴーさんの画像をお借りしました。
2.帯の高さ
洋服のベルトとは違って、少し高めに帯を巻くのがかっこよく見せるコツです。帯の高さが低いと年齢が上がって見えてしまい、だらしない印象を与えるようです。また、巻き付けた帯の上に胸が乗ってるように見えると疲れた印象になります。しっかり胸は押さえておいて、帯の上線に乗った風に見えないようにしています。
3.裾線
最後は足元付近。浴衣の裾です。着物だと踵ギリギリくらいですが、浴衣だとちと長すぎます。くるぶしは隠れて、踵が少しだけ見えるくらいに決めます。ここは鏡で前からだけでなく、横からも見て確認するようにしましょう。もちろん、裾窄まりにはしますよ。
番外編
これは私の好みですが、髪はアップがお約束!ゆるくでも良いですが、うなじは見える方が全体的にすっきりします。着物もそうですが、浴衣も足元から襟元まで生地で覆われているので、抜くところはあった方が良いです。後は浴衣の時は小さな飾りで、光るものも入れると夜キラキラして素敵さアップすると信じています。
前回の記事でこっそり書きましたが、浴衣は着物よりもかっこよく着るには練習が必要って思います。それは肌着の上に浴衣を1枚だけ羽織るから。浴衣だけでの勝負になります。逆に言えば、1枚だけなので練習も浴衣1枚と腰ひも2本あれば、すぐできちゃいます。帯は帯で洋服の上から結ぶ練習すれば良いのです。分業で練習して、それぞれがある程度納得できれば、合わせて練習!もちろん、着終わった後は片付けして、次回や来年も気持ち良く着れるようにしておきましょう。それは、次の記事でご紹介しますね。
皆さんは夏のお花といえば、何を思い出しますか?向日葵、朝顔、てっせん、百合、ホウズキ(花じゃないですが)・・・。浴衣は着物のような豪華さはありませんが、色々と飾り物で楽しむのも良いですよね。例えば、バッグ代わりの籠や風呂敷、巾着。素足に下駄が多いので、ペディキュアを派手なものにしたりと遊びを沢山いれても面白くなります。三部紐の帯締めにガラスやちょっとした帯留つけるのもおしゃれになります。つまみ細工でお好きな色や形で作ってみるとオリジナルの髪飾りや帯飾り、帯留までトータルコーディネートすることも可能です。私は朝顔の赤系と青系をつまつましましたので、その日の気分に合わせて、浴衣に合わせる予定です。ついでに朝顔の帯留も可愛いですよね。お祭りごとに、テーマカラーで使い分けるのも良いですね。
そんなお話しも皆さんとできると楽しくなりそう。7月に朝顔の一本足簪を作るミニ講座を開講します。浴衣を着てお出かけする時に是非連れて行ってやってください。
季節のワンシーンを自分で演出できちゃいますね。
和を暮らしに取入て、毎日を丁寧に優しい気持ちで過ごしていきたいですね。「丁寧な和暮らし」は美しく上質な暮らしを引き寄せるお教室です。
ブローチ
各日 定員:5名 講習費+材料費+税=3,300円
12月12日(木)★リアル(横浜)
- 午前10時30分~午後12時
2025年1月9日(木)★リアル(横浜)
- 午前10時30分~午後12時
2025年2月13日(木)★リアル(横浜)
- 午前10時30分~午後12時
お申込み手順
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