365日の和

【つまみ細工の始まり】

今から238年前の天明5年(1785年)に京の康照卿(やすてるきょう)という人が、奥さんの古着を裁断して、お箸を細く削って現代にも伝わる2種類のつまみ方「丸つまみ」「角つまみ」を考えだしました。

彼はよほど楽しかったのでしょう。研究を重ねて、竹を曲げ現在のピンセットのようなものを作り、下げるくす玉を作ったようです。このくす玉は、竹で組んだ球の中に香袋を忍ばせて、牡丹、桜、梅、紅葉、橘、菊、皐月の7種類のつまみの花で飾り、これに赤、青、紫、黄色、黒の5色の房を12本下げたものでした。

これを後桃園天皇へ献上したところ、宮中に飾られることになりました。これを見た、宮中の侍女たちが息抜きに作りはじめて、やがてかんざしという形で世に広まったようです。

そんな昔から作られており、今の時代までずっと残ってるだなんて凄い手仕事ですね。

今では現代風のアレンジが様々です。皆さんのつまみ細工を作ってみてはいかがでしょうか。タイムスリップした気持ちになるやもしれませんね。

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着物、茶道、和小物を暮らしに取り入れると良いコトが起こりそう。 噛めば噛むほど味が出る小さな幸せを感じられそうな気になります。
つまみ細工体験会開催

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各日 定員:5名

10月10日(木)★横浜教室(中山駅そば)

  • 午前10時半~12時

11月14日(木)★横浜教室(中山駅そば)

  • 午前10時半~12時

12月12日(木)★横浜教室(中山駅そば)

  • 午前10時半~12時

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