十五夜の月見をすると十三夜も月見をするのが習わしとなっています。
十五夜(満月)だけでは、「片月見」と呼ばれ縁起が良くないとされていたようです。
【今宵は十三夜】
夜空を見上げて、月を探して愛でてみませんか。
満月より少し欠けた美しい十三夜

月には1日から30日まで名前がございます
月の満ち欠け:一日(新月(朔))、八日(上限の月)、十三日(十三夜月)、十九日(寝待月)などなど
引用:こよみのページ
★十三夜とは
旬を迎える栗や豆をお供えすることから「栗名月」や「豆名月」とも呼ばれます。
旧暦の9月13日夜が十三夜とされています。
★十三夜の由来
十五夜は中国からの風習。それ以前からあったとされる十三夜は日本独自の風習。
十五夜では神様に豊作を祈願します。
十三夜は、秋の収穫に感謝し、美しい月を愛でる風習です。
月の満ち欠けなどを使い暦を計算する旧暦を用いていたことから、人々の生活は月と関係が深いと考えられます。
★十三夜のお飾りもお団子?
十三夜にちなんで、13個のお団子を、1段目に9個、2段目には4個並べます。
月見団子は、お月様から見えるところや、床の間にお供えします。
他には、収穫された旬の果物や野菜をお供えして、秋の実りに感謝します。
収穫した物と共に、ススキも飾ります。
ススキの鋭い切り口は、魔除けになるとされています。災いなどから収穫物を守り、翌年の豊作も願う意味が込められています。
身近な和に触れて、心穏やかな時をご一緒しましょう。
凛とした空気に包まれながら、美しい月を探して夜空を見上げてみませんか。
日本の季節・自然に対する優しい想いなどに思いを巡らせて、ふんわりとした月の光に包まれると日常の小さな悩みは浄化されていくようになりますよね。
そんな日本の歳時やちょっとした慣習やしきたりなど、堅苦しくなくお話しできると良いなと考えています。
日本人の大切にしたいこと、和の伝統などもお伝えしていきたいと思っています。
一緒に『和』を生活の一部に取り入れて、心静かな時を過ごしてみませんか。
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