📅 令和七年 七月一日(陽暦)
🌿 二十四節気:夏至(げし)
🪷 七十二候:半夏生(はんげしょうず)
> 半夏(カラスビシャク)が生えはじめ、田畑の仕事を終えて、ひと息つく頃。
農家では「半夏生までに田植えを終える」と言われる節目だそうです。
七夕前夜、心を整える
七夕といえば「願いをかける日」と思われがちですが、私はいつもこの日を「願いの種をまく日」と感じています。
陰暦七月七日は本来、女性が裁縫や芸事の上達を願う“乞巧奠(きこうでん)”がルーツ。
短冊に書く言葉も、叶えたい望みではなく、「どうありたいか」という心の所作のようにも思えます。
私の短冊には、こんなことを書いています。
- 「言葉を丁寧に紡げますように」
- 「和の心を、私らしく伝えられますように」
言葉や所作に、その人の心が映るとよく言います。
だからこそ、自分の内側にある“願いの質”を見つめる時間は、とても大切な和の週間だと感じます。
暦が繋ぐ、季節の気配
梅雨のしっとりとした空気の中で、短冊を揺らすそよ風に、心がふと軽くなります。昔から伝わる暦は、ただの日付だけではなくて、自然や人々の暮らしをやさしく包むリズムを見せてくれます。私も、この暦の流れを感じることで、日常の中に小さな“美”や“静けさ”を見つけられるようになりました。
短冊に込める、私の願い
この時期、私は毎年、庭先やベランダに短冊をさげます。願い事といっても大げさなものではなく、“笑顔で過ごせますように”とか、“大切な人にありがとうを伝えられますように”といった、心にすっと染みるような言葉たち。
小さな願いがゆらゆら揺れる様子を眺めると、自分自身の想いも整っていく気がします。
七夕の夜に、感じたいこと
せっかくの七夕。空が晴れたら、天の川を探してみませんか?
都会の明かりに隠れがちですが、ふと視線を上げたとき、星が瞬いてくれるのは、なんとも神秘的。
そして、心の中の“お願いごと”にも、短冊にしたためるのではなく、そっと星に伝えてみてください。「今年も素敵な日常に、ありがとう」と。
七夕を迎える前の準備
ちょうど今は「夏至から小暑(7月6日)」に向かう間。
二十四節気と七十二候を意識すると、季節の“移ろい”がより立体的に感じられるようになります。
「次はどんな空気が流れてくるだろう?」
そうやって自然の変化に心を寄せると、自分の暮らしの中の“和”も育まれていくように思います。
空を見上げて、願いの余白を
七夕の夜、晴れていたら、ぜひ夜空を見上げてみてください。
見えない星があるからこそ、光っている星が際立つように。
私たちの願いも、叶わないことがあるからこそ、叶うときの喜びが深くなるのかもしれません。
今年も、みなさんの願いが、静かに、確かに、かなっていきますように。
そして、季節の移ろいとともに、自分自身の歩みを見つめ直せる、そんな和の時間を大切にできますように。

【梅雨】がやってきましたね。
今年はまとまって降ったり、しばらく夏の空で、暑さばかりが際立っています。
体調崩しやすい時でもありますし、食中毒なども怖い時期でもあります。
だからこそ、先人に知恵をお借りして、過ごしてみるのも良いかなと思っています。
あまり冷たすぎるものばかり飲まない、食べない。
食欲が落ちる時ですが、梅干しなどの優しい刺激をプラスしながら体力が落ちないようしたいですね。
私は今月から毎朝15分だけエクササイズをやるようにしています。汗をかくからでしょうか、体調を崩すことが今のところありませんし、食欲もおちてはいません。
ヒトの体も自然の一部です。耳を澄ませて聞いてあげると必要としているもの教えてくれると思いますよ。
自分に優しく、大事にしていきましょう。
ぜひ七夕の夜は、夜空を見上げてみてくださいね。
星が語り掛けてくれるかもしれません。
そんなお話を皆さんとしたいと考えています。
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