今週末からお盆本番ですね。ご先祖様をお迎えする準備もそろそろ大詰めでしょうか。暑さも厳しい時なので、熱中症には十分気を付けて、準備を進めたいところです。
準備
13日は「お盆の入り」といい、お盆の初日にあたり、仏壇の前に臨時祭壇として、精霊棚を設置します。お盆が終わるまで飾っておく棚になります。どういったものを飾るのか見ていきましょう。
まこものござ
イネ科マコモ属の多年草で、これで編んだござを敷いて、その上に盆棚を設えます。
位牌
盆棚にはご先祖様のお位牌をお供えします。複数ある時は、一番古いものを右に置き、順々に新しいものが左に来るように並べます。
ほうずき
ほおずきは形が提灯に似ているところからお供えに使われています。色鮮やかなほうずきを飾ることで、農作物の収穫が少ない時でも少ないお供え物を補う役目も担っていたようです。漢字が「鬼」+「灯」となっていて、名付けた方のセンスが素敵だなと思います。
生花
仏教の教えである五供の中の一つである生花。お供えする生花に決まりはありません。旬のお花や故人が好きだったお花を飾ると喜ばれそうですね。気を付けたいのは、トゲのある花や匂いがきつすぎるお花。これらは避けておくのが無難でしょう。
精霊馬・精霊牛
お盆といえば、子どもの頃見て不思議だった「なすときゅうり」。これは、オガラや割りばしをさして、牛馬に見立てたものだったんですね。ご先祖さまがあの世から帰ってくるときには、早く帰ってきてもらうために、きゅうりの馬に乗っていただくように。戻りはゆっくり帰ってもらうため、なすの牛に乗ってもらうようですね。きゅうりは形がシュッとしていて、ナスはもったりしたフォルムだからでしょうか?
そうめん
形から、「喜びを細く長く」という縁起を担いだもの。また、ご先祖さまが帰るときに精霊馬に乗った時の手綱として使われるともいわれています。後は背負う荷物をくくる紐の意味もあるようです。盆棚には、ゆでずに束のままでお供えします。
水の子
さいの目に刻んだなすときゅうり、洗った米を蓮の葉の上にのせてお供えします。
あの世で乾いたのどを潤すため、すべての霊に食べ物が行き届くようにという思いがこもったものです。
準備するお団子
お供えするお団子は呼び名が異なる3種類となります。
お迎え団子
お盆の初日にお供えします。これはお盆に帰ってきたご先祖様に食べていただき、疲れをいやしてもらうという思いからです。あんこやタレがついた団子で、積み上げる場合は20個を使って四段にするのが作法。
おちつき団子・お供え団子
お盆の期間中にご先祖様に食べていただく、おもてなしのお団子です。代表的なものが、おはぎです。これは私も大好きです。あんこの粒々がおはぎの花に似ているからとか。
送り団子
お盆が終わって帰るご先祖様をお見送りするためのお団子。このお団子は、たれやアンコなど何もつけない白い団子となります。
引用: みんなが選んだ終活
子どもやお孫さんが喜ぶものも準備♡
赤ちゃんからおじいちゃん、おばあちゃんまでお盆には親戚中集まる機会があると思います。私が子どもの頃は妹と一緒に本家と呼ばれるところに一同に会していましたが、小さい子どもは私と妹ともう一人くらいでした。外で遊んだりしていましたが、家の中ではあんまり楽しいことがなかったような記憶があります。そんな時にこんなのがあったら、楽しい思い出が増えたかもしれません。お子さんやお孫さんに、または一緒に作ってみると楽しいかもしれません。
お盆について色々と調べていて、気づいたことが一つ。これは、大事な故人・ご先祖様のことを想い、お盆の期間中穏やかに気持ちよく過ごすための準備のものや時間なんだなと。慣れないことではありますが、毎年のこととなれば準備するものやコトは定番です。1度やれば次からはもっとすんなり時間もかけずにできるのではないかと思います。何より人が集まるとなると家中、片付けや掃除もすることですし、半年先の年末大掃除が楽出来ちゃうかもしれません。また、久しぶりに集う親族との楽しい時間にできると良いなと思います。小さいお子さんたちも興味を持ってくれるような機会になると良いですね。精霊牛馬もつまみ細工で作ってみるとそれはそれで楽しいかもしれませんね。
まだまだ暑さは厳しくなるようです。水分補給をしっかりして、涼しくしたお部屋で指先に気持ちを集中させる『乙女時間』持ちたいと思います。毎日を心静かに過ごせるように、自分に人に優しくなれるような教室を開催していきます。🌸
ブローチ
各日 定員:5名 講習費+材料費+税=3,300円
9月12日(木)★リアル(横浜)
- 午前10時30分~午後12時
10月10日(木)★リアル(横浜)
- 午前10時30分~午後12時
11月14日(木)★リアル(横浜)
- 午前10時30分~午後12時
お申込み手順
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