最近、お着物着ていますか?
私はなぜか子どもの頃から着物が大好きでした。
小学校の高学年から自分で浴衣やウールのアンサンブルの着物を着て、半幅帯を練習していました。
結構いけてると思っていましたが、今思うと下手くそこの上ない着姿だったと思います。
着物を装う
着物を装うのに、面倒だと思っていませんか?
知らないだけで結構普段着物はラクチンに着ることができます。
知らないあるいは慣れていないから、窮屈そうや畳むのが難しそうと思っちゃいますよね。
でも、その昔は子どもでも着ていたのです。今のように頭の先から足の先まで隙のないように着付けるようになったのは、そんなに昔ではないようです。
昭和からの贈り物
着物の準備
着付けに必要なもの:パッと思いつきますか?
引用:初心者にも安心の着付け教室ガイド
★着物
これがないと始まりませんね。
袷:裏地のある着物
単衣:裏地の無い着物
薄物:夏用で生地が透けるほど薄い着物(絽と紗というのに大別されます)
織物・染物で格が変わります。染の着物が格が上とされています。
★帯
半幅帯・名古屋帯・袋帯・丸帯・兵児帯など
織物、染物で着物同様格が変わります。
着物と逆で織帯が格が上となります。染の着物に織の帯、織の着物に染の帯と覚えると良いと思います。
★長じゅばん
淡い色合いで仕立てることの多い長襦袢。
自分や近しい人しか目にすることのできないランジェリーのような位置づけと思っています。
派手な柄や突飛な色合いのモノが個人的には大好きです。
★小物
帯締めや帯揚げ、帯留も小物に入ると思います。
帯の上には帯揚げが少しだけ覗いて、帯の中央あたりには細い帯締めを締めます。
この2つが帯周りの基本形です。少しだけしか見えないのですが、これらをきちんと使えていると着姿がグッとかっこよくなります。
帯留はお細工物とも言われて、職人の技術の粋を集めて作られます。
象牙やサンゴ、べっ甲や真珠などなど、昔から高価な材料で作られたものも沢山あります。
★下着
長襦袢の更に下に着るもの。
普段着の着物の時は、タンクトップにステテコのようなものを着用しています。
わざわざ和装用のものではなくてもOKです。
★足袋
昔ながらの足袋は、足元がグッと引き締まります。
靴下で足先が足袋のようになっているものも多数あるので、使いやすいです。
★履物
草履や下駄です。
最近はめっきり履物屋さんが少なくなって、お草履や下駄をネットで購入した後のメンテナンスをお願いできるところは探しておいた方が良いです。
自分でできるお手入れは拭くぐらいなので、鼻緒の締めや付け替え、草履裏のゴムの張替えは自分では難しいです。
女度3割アップする着物姿
着物を着ると動きに制限がでるので、おのずと動きがゆっくりとなり、優雅な動作となります。
また、帯を締めると背筋がピンと伸びますし、だらしなくはできなくなります。
履物も親指と人差し指で鼻緒を挟むので、足の股に刺激があるかと思います。
私が経験したことでは、お買い物に行くと店員さんが非常に優しくしてくれます。飲食店では特に気を使っていただけるので、あまり汚すことがありません。(大き目ナプキンを用意してもらえたりします。)
そんな着物を着ない手はないと思っています。
もし、お着物お持ちならまずは家で着てみたり、いつも行く慣れた場所や着物のことをよくご存じの方とご一緒してみるところから始めてみてはいかがでしょうか。
そんな皆さんとイベントでワイワイとお会いできればと思っています。
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