七十二候の第五十候『菊花開 (きくのはなひらく)』が始まります。
二十四節気 寒露の次候です。
旧暦9月9日の「重陽の節句」はちょうど今時分となり、菊花がとても美しく咲き誇る頃です。
「菊の節句」とも呼ばれ、菊の花を浮かべた菊花酒を飲み、長寿と無病息災を願う風習があったそうです。
また重陽の日に、「菊枕」と呼ばれる摘んだ菊の花を乾燥して袋に詰めた枕で眠ると、菊の香り漂う寝心地に、夢に愛しい人が現れる、邪気を払うという言い伝えがあるそうです。
天皇家の花となっている菊ですが、実は奈良時代に中国から伝わった花だそうですよ。
菊は漢方では目の薬とされ、目の充血や腫れ、痛み、視力の低下に効果があるといわれています。
いつも参考にさせていただいております。
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